厳選した天然皮革とそれを活かしたものづくり

厳選した天然皮革

SWLがメインで使用している革は、「Sベンズレザー」という牛革です。

「Sベンズレザー」は、国内最高峰のタンナー「昭南皮革工業所」が、北米産の最高品質の原皮(原料となる皮)のみを使用し、ピットなめしという方法でつくる最高級牛革です。

ピットなめしとは、植物から抽出したタンニン剤を入れたピットという槽に、皮を漬け込んでなめす方法で、濃度の薄い槽から高い槽へと2ヶ月以上かけてじっくりと漬け込みます。

手間も時間もかかる上に広大な敷地と設備を要するため、革の価格が非常に高くなり、国内では数少ない製法となってしまいましたが、皮への負担が少なく、皮の深層部までタンニン成分が浸透するため、他の製法ではつくれない「強靭な革」が生まれます。

風合いや馴染み方にも、他の革にはない魅力があります。

さらに、強靭さだけでなく、しなやかさも兼ね備えた革にするために、ピットなめしの後にオイルをたっぷり含ませているので、独特の「モッチリ感」があるのも大きな魅力です。

強靭さとしなやかさを兼ね備え、使い込むほどに深い味わいをかもし出す「Sベンズレザー」、SWLクラフトマン田島隆治が惚れ込み、10年以上ずっと使い続けてきた革です。

Sベンズレザーの製造過程からこの革への思い入れまで、「昭南皮革工業所」を見学させていただいた時の写真を交えながら、たっぷりとお伝えしているページがあります。

Sベンズレザーについてより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

>> SWLが惚れた革[Sベンズレザー]

一つとして同じものは存在しない

天然皮革ならではのレザーアイテム

革は生き物からいただいた素材ですから、一つとして同じものはありません。

生きていた時にできた傷跡やシワなども刻まれています。

SWLでは、それら革本来の豊かな表情や個性を活かしながら、レザーアイテムをつくっています。

そのために、生成りの状態の「Sベンズレザー」を仕入れて、クラフトマン田島隆治の手で、染料を使って着色します。

染料の濃度を変えながら、少しずつ染めては乾かしを繰り返し、時間をかけて明暗のグラデーションをつけていきます。

革の表情を活かしながら少しずつぼかすSWL独自の手染めは、同じ形のアイテムでも、一つとして同じものは存在しません。

一目で量産品ではないと分かる、温かみや力強さがあります。

革本来の表情を楽しめる手染めのレザーアイテムは、生き物からいただいた天然素材を使っているんだという価値を感じ、一点モノを所有する特別感を味わうことができます。

− 第二章へつづく −

第二章

機械では真似できない手仕事