【製作実例】刺繍職人に捧ぐシザーケース

こんばんは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。

このブログでも度々登場する、
群馬の刺繍職人HANDLER・中島氏。

ヴィンテージのハンドルミシンで刺繍を行う、
とても貴重な技術を持ったクラフターです。

様々なアパレルブランドの刺繍を手がけ、
アメカジ界で大活躍されています。

数年前に知り合ってから、SWLの個展でライブ刺繍をしていただいたり、
群馬で二人展をやったり、新店舗でも装飾をお願いしたり、
とても仲良くさせていただいている、敬愛するクラフターです。

HANDLERさんがハンドルミシンで刺繍する姿を、これまで幾度となく見てきましたが、
ミシン以外で、一番使ってらっしゃるのを目にする道具が「ハサミ」です。

ハンドルミシンを動かしながら、左手に持たれているのは糸切りバサミ。

よく使われるので、いつも傍に置いてあります。

こちらは裁ちバサミで、布を切ってらっしゃるところです。

実は先日、HANDLERさんからのご依頼で、
仕事に欠かせない道具である、これらの「ハサミ」のための、

シザーケースをつくらせていただきました。

裁ちバサミ2本、糸切りバサミ3本のための5つのケースです。

それぞれのハサミに合わせて、大き過ぎず小さ過ぎず、
ぴったりのサイズのケースを製作しました。

ハサミはとてもよく使われるものなのでスムーズにサッと取り出せて、
なおかつ持ち運び時に、刃先をしっかりと保護する必要があります。

だから簡単には抜けないけど、少し力を入れるだけで抜ける、
そういう絶妙なジャストサイズである必要があったのです。

そこでHANDLERさんからハサミを一旦お預かりして、
現物に合わせて一つ一つ型紙をおこし、製作しました。

こちらが裁ちバサミ用のケース。

使っている革はもちろん「Sベンズレザー」です。

HANDLERさんのヴィンテージミシンに似合うよう渋い色味に染め上げ、
手縫いで仕立て、コバ(断面)をしっかりと磨いて仕上げています。

立体的なハサミの形にフィットするように、
ケース自体にも型が付けてあります。

こちらが、糸切りバサミのケース。

刃先にジャストフィットするよう、
1つ1つ微妙に異なる形をしています。

こちらも、コバ(裁断面)をしっかり磨いて仕上げています。

受け取ってくださったHANDLERさん、
写真を添えて、SNSでこんな風にご紹介くださいました。

「キャラバンすることが多いので、
シザーケースはずっと作ってやりたいと頭にあって、
それがようやく叶った。

僕にとってのハサミと言うのはやっぱりなくてはならないもの。

道具を大事に使う上で、SWLのシザーケースはハサミと共に使っていけると思う
しっかりとした造り。」

HANDLERさんの手元に到着したシザーケースは、
気のせいか「いい仕事するぞー」と活き活きしているように見えます。

これからシザーケースが刺繍キャラバンで活躍して、
どんな風に育っていくのか、経年変化が楽しみです。

良い仕事をする職人を支える一品をつくらせていただけて、とても光栄でした。

これからも、ものづくりに己を捧げる者同士、
SWLとHANDLER、いい関係を続けていけたらと思います。

今度はSWLの新店舗で、ライブ刺繍を披露していただきたいと目論み中です。

ぜひとも目にしていただきたい本物の職人技です。楽しみにしていて下さい。

HANDLERさん、ありがとうございました。

SWLでは、今回ご紹介したシザーケースのように、
一からおつくりするオーダーメイドのご依頼も承っております。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。