こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
昨日の記事では、O様にオーダーいただいたキーケースと2本目のベルトをご紹介しました。
今日は2本のベルトを同時にオーダーくださった、
M様のオーダーメイドベルトをご紹介します。
「男らしく無骨な感じがいいんですが、オススメとかありますか?」
とM様からメールをいただき、幅やバックルや染色のオススメをご提案させていただきました。
そこからメールでのやり取りを重ねて、こちらの2本をつくらせていただきました。

↑左がこれまでも数多くつくらせていただいてきた40mm幅のブラスバックル、
右が今回初めて製作した35mm幅のファイヤーマンバックルのベルトです。↑
まずSWLの製作実例で初めて登場した、ファイヤーマンバックルからご紹介します。
ファイヤーマンバックルは、
英国の消防士が使用している消火用ホースの金具の構造からヒントを得た、
金具をスライドさせることでワンタッチで脱着が可能なバックルです。
レバー部分を下に開くと、ベルトがパッと取り外しできるつくりになっています。

個性的で無骨な雰囲気が前から気になっていたバックルで、
今回M様にご提案し採用していただきました。
こちらがファイヤーマンバックルを装着した写真です。

こちらはブラス(真鍮)製のもので、ずっしりとした重みがあり、
すごく重厚感のある男らしい雰囲気です。
バックルの付け根にはイニシャルを彫らせていただきました。

革の重厚感もバックルに負けていません。
約4.5mmの厚みがある「Sベンズレザー」の一枚革、
断面をしっかりと磨いています。
染色は、黒に近いダークブラウンの単色染めです。

もう一本のベルトもご紹介します。
こちらは40mm幅で、染色は明暗の表情があるSolitude Brown染めです。

バックルは、ブラス(真鍮)製の存在感のある大きめバックルです。
こちらもバックルの付け根に、イニシャルを彫らせていただきました。

40mm幅も、約4.5mmの厚みがある「Sベンズレザー」の一枚革。
革だけでも存在感のあるボリューム感です。

この2本のベルトを、使い始めてくださったM様からは、こんなご感想が届きました。
「 ベルトは今までカジュアルな服装用には一つしかなかったのですが、
今回二つ一度に注文させてもらったことで、選ぶ楽しみがあります。
太さとバックル、色が違うだけでこんなにも印象が変わるんですね♪
どちらをつけるか毎週楽しみにしています(^^♪
2つとも今まで使っていたベルトとは、革自体の存在感が全然違いますね。
本当にしっかりとした作りで、
使えば使うほどいい感じになじんでくるように感じます。
個人的に夏はTシャツにジーパンで、ベルトを見せる格好をすることが多いので、
この革の存在感やバックルの重厚感がすごく気に入っています。
経年変化も含めて今後楽しみに使おうと思います(^^♪ 」
M様、2本のベルトの使いわけ楽しんでいただけているようで嬉しいです!
これからの季節ますます活躍して、M様色に育っていきそうですね。
今回M様からは、ベルトと同時にベルトと一緒に使うあのアイテムもオーダーいただきました。
明日ご紹介しますので、お楽しみに。
ご紹介したオーダーメイドのベルトについて、
詳しくはこちらのページをご覧ください。
ご質問やご相談があれば、些細なことでもお気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。