こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
今日は長野県のK様からオーダーいただいたロングウォレットを紹介します。
定番のロングウォレットをベースに、各所にカスタムをほどこしたオーダーで、新たなカービングの図案のご提案などメールでやり取りしながら、じっくりと製作内容をK様と決めていきました。
製作内容が決まり、オーダーを確定していただいた時、
「世界一のウォレットよろしくお願いいたします」
と、K様から一言。身の引き締まる言葉です。
オーダーくださる方は、自分にとって世界一のものをいつも求めてらっしゃいます。その想いを大切にしながら、ベストなものを届けることができるように日々手を動かしています。
今回もそんな風にクラフトマンと二人、製作に取り組み、完成したロングウォレットがこちらです。
凄まじいい力強さを放つロングウォレットで、撮影していてもその迫力に圧倒されるような感じでした。
ウォレットの表には、K様のリクエストを受けクラフトマンが新しくデザインしたカービングの図案が彫られています。
イーグルフェザーをあしらったバッファロースカルと、唐草模様を合わせたデザインです。
シンメトリーなバッファロースカルに対して、唐草模様はあえて片面だけに、対称になる位置に「たゆたえど沈まず」というラテン語の格言を彫らせていただきました。
フェザーの繊細な彫りとバッフォロースカルの大胆な彫り、唐草模様のリズム感が合わさって、すごく何というか全体としていいグルーヴ感が溢れています。
そしてそれを引き締めるのが、直径33mmのシルバーコンチョです。
手に持つと力をもらえるような、、そんなパワーを放つウォレットです。
革を様々な刻印(金属製スタンプ)で叩くことで、模様を革に刻むレザーカービング 。
クラフトマンが精魂込めて革を叩きまくっていますから、何かクラフトマンの魂のカケラみたいなものが乗り移っているんじゃないかなーと感じました。
K様からオーダーいただいたこちらのロングウォレット。
カスタムはこれだけではありません。
明日は、このウォレットの内部をご紹介します。お楽しみに!
ご紹介したオーダー品は、定番ロングウォレットを元にカスタムオーダーでおつくりしたものです。詳細・価格・製作実例などこちらからご覧いただけます。
8月24(土)・25日(日)は営業をお休みしますが、ブログは更新予定ですのでチェックしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。