こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
昨日お知らせした、KUDU(クーズー)seriesの、
GAUCHO(ベージュ)・CABIN(チャコールグレー)に加わる新色、
AUTUMN (ブラウン)!
なかなかの反響です。
でも一番興奮しているのは、クラフトマンと私かもしれません。
さっそくAUTUMNを使った製作を始めていおり、その仕上がりの雰囲気に「おぉ〜いい感じ!」といちいち盛り上がっています。^^
厳選した一枚から、この革を最大限にいかすことを考えながら、パーツどりを決めていきます。

そして、パーツの切り出しです。

そこから切り出したパーツに、縫い穴を開けていきます。
縫い目の美しさは、縫い穴の精度が物を言うので、ここは見た目の要とも言える作業工程です。

SWLは常に全て “手縫い” で、形にしていきます。
2つの針を使って、縫い穴に両方向から糸を通し引っ張る、その繰り返し。

この革の、ワイルドな表情にもご注目ください。
これが製品になるのですから、この時点で私は興奮しながら縫っています。^^
ジッパーも手縫いで縫い付けます。
長年の使用でジッパーが壊れた場合も、縫い直しをして新しいものに交換することが可能なつくりです。

裏返して、マチとサイドを縫い合わせていきます。
KUDUは裏面が手触りの良いきめ細かなスエードになっており、縫っていても手に触れているところがとても心地良いのです。

表と裏で質感が異なる、このギャップもKUDU革の魅力の一つです。
AUTUMN (ブラウン)・GAUCHO(ベージュ)・CABIN(チャコールグレー)を並べてみました。
こちらが裏のスエード面▼

表情豊かな表面▼

触ってみたくなる革、ではないでしょうか。
さて作業工程に戻り、縫合したものをひっくり返していきます。
生まれる瞬間、ここで「おぉ〜」と声が上がります。

そこから仕上げへ。

どんなアイテムを製作しているのか、お分かりの方もいらっしゃるかもしれません。
KUDUの新色AUTUMN(ブラウン)を使った完成したてのこのアイテム、明日、店頭&オンラインストで販売開始します。
一言でいうと、男のギアを入れてキャンプに持っていきたくなるワイルドな○○○、そんな印象に仕上がっています。
かっこよくて興奮している私です。
明日、楽しみにチェックしてもらえたら嬉しいです!
KUDU series のアイテムはこちらからご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。