こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
ようやくこの時期らしい寒さが続く京都です。
毎年、節分祭に出かける時が一年で一番寒いと感じているんですが、今年もそうなりそうですね。
さて、店の一角に私がこさえた「革の解説コーナー」ができました。
SWLが10年以上メインで使い続けてきた[Sベンズレザー]について、どのような製法でつくられ、どんな特徴を持っている革なのかをまとめてみました。
[Sベンズレザー]は、北米産の牛の皮を、兵庫県にあるタンナー[昭南皮革工業所]が高い技術でなめして革にしたものです。
クラフトマンが[昭南皮革工業所]で[Sベンズレザー]の製作過程を見学させていただいた時の写真も、一緒に展示しています。
[昭南皮革工業所]の職人さんが、手間と時間をかけてつくりあげる最高品質の牛革[Sベンズレザー]には、ワンランク上の魅力が詰まっています。
それに魅了されて、クラフトマンが10年以上ずっと使い続けてきた革です。
SWLでは、この革の魅力を最大限味わっていただけるように、独自の手法で自らの手で染色をし、全ての製品を手縫いで仕立てています。
店頭には製品になる前の[Sベンズレザー]を壁に吊るして展示しているんですが、開店から1年以上展示してきて、だいぶ色が濃く変化しました。
私が持っているのが仕入れたばかりの[Sベンズレザー]、後ろが1年以上展示している[Sベンズレザー]です。
お客様に展示している革を指して「この肌色の状態から手染めで着色しているんです」とご説明しても、伝わりにくいくらいに、焼けてしまいました。^^;
でもディスプレイされている製品と、それがどんな革からつくられているのかを見比べてみることを、お客様には楽しんでいただけているようです。
今日取り上げた[Sベンズレザー]、
その製造過程からこの革への思い入れまで、「昭南皮革工業所」を見学させていただいた時の写真を交えながら、クラフトマンがたっぷりと語っているページがあります。
[Sベンズレザー]についてより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
目次
第1章 「お肉の話」
第2章 「タンニンなめしの話」
第3章 「Sベンズレザーができるまで part1」
第4章 「Sベンズレザーができるまで part2」
最終章 「Sベンズレザーができるまで part3」
最後までお読みいただき、ありがとうございました。