こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
今日の京都は、一日冷たい雨でした。
ポカポカとヒヤヒヤを繰り返しながら、春になっていくんでしょうね。
今日も工房では、外の雨音を聞きながら、縫い・染め・磨きなど二人で手を動かしていました。
リリースしたばかりのKUDUショルダーバッグも、クラフトマンと私の二人の手でつくり上げたものです。
このバッグは、KUDUの野性味溢れる雰囲気を活かすために、かなりプリミティブなつくりになっています。
「KUDU革を縫い合わせただけ」
一言で言うならそんなつくりです。
KUDUショルダーバッグは、金具や布地など革以外の材料は一切使わず、KUDU革だけを【手縫い】で仕立てたバッグなんです。
KUDU革のバッグは市販されていますが、手縫いで仕立てているレザーブランドは少ないのではないかと思います。
SWLで使っているKUDU革は、イギリスの老舗タンナー[チャールズ・F・ステッド社]が手がけた上質で丈夫な革なので、こうして一枚革のつくりでもタフに使っていただけます。
厚みが約2mmあり、頼り甲斐のある使い心地です。
こんな上質な革だからこそ「長く使ってほしい」、それを実現するのが【手縫い】での仕立てです。
【手縫い】は、ミシン縫いと比べて大変な時間を要する縫合手法ですが、手縫いで仕立てたバッグは、とにかく丈夫です。
長く愛用していただきたいという一心で、SWLはずっと手縫いにこだわり続けています。
また何か修理が必要な箇所が出てきた時も、縫い直しをすることができます。
小さなアイテムから、こんなヴォリュームのあるバッグまで、全て手縫いで仕立てています。
なぜ手縫いをはじめとした手仕事でのレザーアイテム製作にこだわるのか知りたい方は、こちらをご覧いただけたらと思います。
ご紹介したKUDUショルダーバッグについて、各色の詳細はこちらからご覧ください▼▼▼
SWLのレザーアイテムを手にした人に、レザーを相棒にする醍醐味を味わっていただけるよう、 そしてその人の人生がより豊かになるよう想いを込めて、夫婦二人で手仕事にこだわり、日々製作に取り組んでいます。
こちらも読んでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。