感性を磨く

こんばんは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。

先日、お客様からタケノコをいただきました。

丁寧にアク抜きしてあり、天ぷら、焼きもの、タケノコごはんにしてみました。

タケノコの風味・歯ごたえ、とても美味しくて、日本酒と合わせて最高でした。

季節の自然の恵み、お客様のお心遣い、ありがたく噛み締めました。

タケノコを下さったのは、

近くの芸術大学にこの春入学された娘さんと、ご両親。

記念すべき入学式の日に、SWLを見つけてくださって、ご来店くださり、

それ以来娘さんのところに来る度に、ご家族で立ち寄ってくださいます。

お会いする度に、心がポカポカする素敵なご家族です。

先日ご来店くださった時、

新作のカービングコンパクトウォレットを、ショーケースの中に見つけた娘さんが、突然、

「これをどんな言葉で表現したらいいかが分かった!

 ・ ・ ・

『エモい』や!」

と言ってくださいました。

うまく説明はできないけど、それや!って。

初めて「エモい!」って言葉をいただいて、ズドーーーンときた私。

ちょっと面食らうぐらい、的確な言葉に感じて、感激していたら、

工房からクラフトマンが、興奮気味に、勢いよく出てきて、

「最近は『エモい』って言うようですけど、僕も昔から『エモーショナル、いわゆるエモいもの』が好きなんですよ!

好きな音楽もそう、ロックでも、エモーショナルな、感情に訴えかけるようなのが好き!

だから自分のカービング作品を『エモい』って言ってもらえて、すごく嬉しい!」

さらに娘さんは、

「この片側だけに入っている感じが、エモい!」

さらに興奮したクラフトマン

「おぉ!そこっ!

それが伝統的なレザーカービングとは違う独自のことをやろうとしてきて、たどり着いた今の新境地なんよ!

さすがアーティスト! 感性が素晴らしい!」

と、大盛り上がりでした。

クラフトマンも本当に嬉しそうにしていました。

こうゆう時間が、店を構えてよかったなーと、心から思う瞬間です。

ご両親は、

「本物に触れて、身に付けて、感性を磨いてほしい」

と、次の日が誕生日だった娘さんに、スタンプコンチョキーホルダーをプレゼントしてくださいました。

次世代を担う若者の無限大の可能性、それを見守り伸ばしてあげようとするご両親の愛情、

仲良く帰っていかれる三人の後ろ姿を見送りながら、胸が熱くなりました。

自分も両親にそんな風に育ててもらったんだろうなと、幸せに思い返したりして。

これからも、より良いものをつくる、より良く生きる、そのために、

私たちも若者に負けじと「感性を磨く」こと、大切にし続けたいなと思いました。

素晴らしいお客様方に恵まれて、

嬉しい、ありがたい、毎日です。

皆さん、いつもありがとうございます。

こちらが「エモい」をいただいた、コンパクトウォレットです。

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詳細についてはこちらをご覧ください

☛  コンパクトウォレットcarving

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about SWL’s CRAFTSMANSHIP

「まだ誰もつくったことのない、いつまでも色褪せない魅力を持つものをつくりたい」 29才で脱サラし、30代、40代、そんな想いを胸に、ものづくりに心血を注ぎ続けてきたクラフトマン田島隆治が生み出す、SWL leather worksについて

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