こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
新作ハーフウォレットが、完成しました。
手染め・手縫いで仕立てる全てが一点モノのSWLのレザーアイテムの中で、さらに、クラフトマン田島隆治の手彫りによる[レザーカービング]をほどこしたスペシャルな一品です。

レザーカービングとは、革に様々な刻印を打ち込んで凹凸やテクスチャを付けることで、図柄を立体的に表現する技法です。
SWLのレザーカービングは、クラフトマン田島隆治の内側[生命の核]から揺るぎ出してくるモチーフを落とし込んだ、オリジナル図案を革に彫り込むもの。
伝統様式をベースにした唐草模様を彫り込む、一般的なレザーカービングとは少し異なります。

クラフトマンの[生命の核]から揺るぎ出してくるモチーフというのは、はっきりと見えるものではなく、ぼんやり浮かんでくるものを追いかけてデッサンし、それを革に彫り込み、その時浮かんできたものをまたデッサンし、それをまた革に彫り込む、その繰り返しで生まれてくるものです。

「唯一無二で、いつまでも色褪せない魅力を持つものをつくりたい」 という想いを胸に、クラフトマンが十年以上、心血を注ぎ続けているレザーカービング。
その最新作をほどこしたのが、このハーフウォレットです。


クラフトマンが、カービングのために描いた大量のデッサンを、ある時ぼんやり眺めていてふと思ったそうです。
自分が表現しようとしているのは「生命の神秘」なんじゃないかと。

ウォレット全面に巻きつくように彫られた唐草、それを持つ掌から、その美しさや力強さが伝わってくるように思います。
写真では伝えきれないので、ぜひこちらの動画もご覧いただきたいです▼ ▼ ▼
ちなみにもう一つ動画があります。
それはこのハーフウォレットの外側を縫合する様子を、早回しで撮影したもの。
一つ一つ縫い目が生まれていく様子が面白いです。
SWLの手縫いは、菱ギリという道具で一つずつ開けた縫い穴に、手縫いでしか扱えない強靭な糸「シニュー」を通していくという、非常にアナログな縫い方です。
ミシン縫いに比べて大変な時間と労力を要しますが、SWLではずっとこの手法を貫いてきました。
こうしてシニュー手縫いならではの、とても丈夫で、見た目にも頼もしさや力強さが感じられるステッチに仕上がります。

今日ご紹介した新作ハーフウォレットは、写真の一点限り、店頭とオンラインストアにて販売を開始しました。
商品ページはこちらです ▼ ▼ ▼
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about SWL’s CRAFTSMANSHIP
「まだ誰もつくったことのない、いつまでも色褪せない魅力を持つものをつくりたい」 29才で脱サラし、30代、40代、そんな想いを胸に、ものづくりに心血を注ぎ続けてきたクラフトマン田島隆治が生み出す、SWL leather worksについて
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