恒例の合宿と河井寛次郎記念館

こんにちは、atelier SWL です。

夫婦で製作から販売まで全てを二人だけで営んでいるatelierSWLでは、月初めにSWLの諸々について二人で話し合いに徹する日を設けています。

そして、年初めには「合宿」と称して泊まりで出かけ、一年の計やヴィジョンをいつもとは違う環境でガッツリと話す機会をつくっています。今年は一月の後半になりましたが、隣県の温泉旅館で合宿を敢行してきました。

温泉や料理でパワーチャージしつつ、湖畔を散歩したり部屋で飲んだりしながら、ひたすら話した二日間でした。最後の方は脳みそが溶けてぐったりとしましたが、有意義な時間を過ごすことができました。

合宿の成果は、SWLのこれからに反映されていくことと思います。

今回の合宿で多く語ったことのが、「暮らし」のこと。

合宿を終えて、「暮らしが仕事 仕事が暮らし」という言葉を遺した、私たちの敬愛する陶工・河井寛次郎をどうしても訪ねたくなり「河井寛次郎記念館」にやって来ました。

寛次郎のくらしの場であり仕事の場であったここには、は、背筋が伸びるような緊張感と、頬が緩む大らかさが、心地よく共存しています。くらしの喜びがあり創作の喜びがあり、いつ訪れても刺激と嬉しさをもらうことができる私たちにとって大切な場所です。

「暮らしが仕事 仕事が暮らし」という言葉がこだまするようです。

「河井寛次郎記念館」では、寛次郎の作品も多数見ることができます。年に何度か展示替えがあるので、いつ来ても新しい作品に出会えて刺激をもらっています。

今回は寛次郎が遺した言葉の中でも、私がとても大切にしている「すべてのものは自分の表現」を焼いた陶板があり震えました。

日々の仕事も暮らしも、自分たちの表現として納得がいくものになっているか、気持ちよいものになっているか、自分たちなりの基準をもって取り組んでいきたいと思います。

河井寛次郎記念館
京都市東山区五条坂鐘鋳町569

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

atelier SWL
クラフトマン 田島 隆治
ブログ執筆 田島 いづみ

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