SWL leather works(以下SWL)は、田島隆治(たしまりゅうじ)と田島いづみの夫婦二人で営んでいます。

SWLを一人で始めた田島隆治は、現在51歳。
大手建設会社を29歳の時に辞め、自分が本当にやりたいこと、本当につくりたいものを探求し、
32歳の頃、独学で革を使ったものづくりをスタートしました。

そこから5年に及ぶ試行錯誤を経て、2009年に「SWL」という屋号でレザーブランドをスタートさせました。

「SWL」は、“ Solitude Without Loneliness ” という言葉の頭文字を取ったものです。

 “ Solitude Without Loneliness = 寂しさのない孤独 ” は、
田島隆治が大きな壁にぶち当たった時、友人から教えてもらった言葉で、
今でもこの言葉を大切にしながら、ものづくりに取り組んでいます。

大手建設会社で一級建築士として働いていた田島隆治が、なぜ全てを捨ててレザーの世界に足を踏み入れたのか?

どのようにしてレザーブランドを立ち上げたのか?

クラフトマン田島隆治に興味を持っていただいた方には、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

☛ 田島隆治ストーリー

第1章 感銘
第2章 覚悟
第3章 衝撃的な革作品との出会い
第4章 脱サラ6年目の奈落の底
第5章 寂しさのない孤独
第6章 答え

SWL leather works

代表・クラフトマン

田島 隆治 Ryuji Tashima

1972年5月5日生まれ 熊本県出身

店長

田島 いづみ Izumi Tashima

1982年1月1日生まれ 京都府出身

2009年、田島隆治が大阪でSWLをスタートさせた頃から、二人で暮らしてきました。
2015年、京都市左京区に住居とアトリエを移し、私・田島いづみもSWLの仕事に本格的に加わりました。
そして2018年、一乗寺にアトリエ併設店舗を開設して現在に至ります。

ここで自己紹介がわりに、二人の好きなことを書いてみます。

美味しい食事とお酒、自然の中で遊ぶこと、音楽を楽しむこと、美術鑑賞、などなどです。

美味しい食事とお酒を二人で、時には仲間と楽しみます。

店舗を構えた一乗寺も、元々は二人で呑みにくる街でした。

飲食店を中心に、店主やお客さん同士のコミュニティーが育っている街で、色々な店で様々な人たちと一緒に呑み交わすうちに、すっかり愛着がわき、ここでならと店舗を構える場所に選びました。

店舗を構えてからは、さらにその交流が広がり、深まり、楽しんでいます。

そんな食事とお酒を通じた出会い、それを楽しむ時間を大切にしています。

自然は美しく力強くいつも私たちを楽しませてくれます。

ものづくりを続けるモチベーションやアイディアソースにもなります。

しばしば、山登りやキャンプやBBQを二人で楽しんでいます。

自然に身を委ねて過ごすことが、私たちにとって一番のリフレッシュです。

京都は身近な自然が豊かなところでもあり、裏山に登ったり、寺社仏閣を散策したり、川べりで読書したり、日頃から自然の中で過ごす時間を大切にしています。

私たちは、ロックを中心に様々な音楽を聴きます。

二人でライブによく出かけ、音に身を委ねる時間を楽しんでいます。

一乗寺にも、日頃からライブを開催するお店がいくつかあります。

一乗寺の様々な店を会場にして、一日中音楽ライブが楽しめる街フェス[一乗寺フェス]も年に一度開催されています。

2019年からSWLもライブ会場の一つとして参加しています。

古典建築から現代アートまで、私たちはあらゆる美術を敬愛しています。

二人して、美術館、博物館、社寺にはよく足を運びます。

特に二人とも江戸絵画が大好きです。最も好きな絵師は曾我蕭白です。

長く愛され歴史に残ってきた芸術には、とてつもないパワーを感じます。

そういった色褪せない美術に向き合うことで、活力をもらえます。

それは私たちにとって、なくてはならないものです。

食や音楽や美術や工芸などの芸術は、人間にしか生み出せないものです。

それを超えた自然の美しさもまた、芸術です。

私たちにとって、芸術は人生を豊かにしてくれるものです。

最後にもう一つ、私たちが最も大切にしていることを書きます。

それは、自由であることです。

自分が大切にしたいことを大切にしながら、生を全うしたい、

自分らしい在り方を貫いていくことに挑み続けたい、

私たちはそう思って、この仕事を選び、日々を生きています。

誰もが自由に、自分の生きたい道を選んで自分らしく歩める、

自分のあるべき姿を追求してそれに挑んでいる、

私たちの仕事で、そんな世界を実現するための小さなカケラを生み出していけたらいいなと、

そんな理想を抱いています。

 “ Solitude Without Loneliness ”

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