BELT
Sベンズレザーの魅力が活きる一枚革のベルト
SWLのベルトは、約4.5mm厚の[Sベンズレザー]を使った一枚革のベルトです。
SWLが惚れ込んだ牛革[Sベンズレザー]の魅力が、最も実感できると言ってよいアイテムです。
ベンズというのは、牛革の背中からお尻の部分の名称で、最も丈夫で伸びにくい部分です。
その中でも[Sベンズレザー]は、強靭さに加えてしなやかさを兼ね備え、独特のモッチリ感があるのも魅力。
巻き心地が頼もしく、使い込むことで柔らかく馴染みながらも、堅牢さは衰えずヘタレてこないのが特徴です。
「このベルトを巻くと身も心も引き締まる」とご愛用者が多く、色味・バックル違いでのリピート注文が多いアイテムです。

[Sベンズレザー]の質感は、実物を手に取っていただくのが最もよく分かりますが、
▼ こちらの動画でも少し感じていただけるかと思います。
SWLのものづくり
我々が命を繋ぐために動物の命をいただき、その副産物として生まれる、命の素材「革」。
その革を単なるプロダクトではなく、使い手にとって、
より良い世界に向かって苦楽を共にできる相棒のような存在に昇華させたい
という想いで、日々ものづくりに取り組んでいます。
そんなSWLのものづくりの根幹にあるのが、
田島隆治が惚れ込み、十数年間メインで使い続けている革・Sベンズレザー。
その魅力を活かす独自の製作手法を、長年追及し続けてきました。
Sベンズレザーと独自の製法により、単なるプロダクトを超えるレザーアイテムを生み出すために、
堅牢な構造であり、独創性と機能性を両立させたデザインを徹底的に試行錯誤する。
そうして完成したデザインを、妥協なき手仕事で形にする。
それがSWLのものづくりです。
Sベンズレザー
Sベンズレザーは、兵庫県にある昭南皮革工業所が、
ピットなめしという方法でつくっている牛革です。
北米産の上質な原皮を、2~3ヶ月じっくり時間をかけて丁寧になめすことで、
繊維が密につまった、最高峰の強靭さを持つ革が生まれます。
そこにオリジナルのオイルをたっぷりと含ませることで、
もっちり、しっとりとした、手触りの良い質感が加わります。
この強靭さと手触りの良い質感の両立に日本人らしさを感じており、
Sベンズレザーはまさに日本の職人魂がこもった革だと思うのです。
そんなSベンズレザーの魅力を活かすことで、頼もしく、親しみを持てる、
人生の相棒に相応しいレザーアイテムをつくれるのではないか。
そう考えた田島隆治が、Sベンズレザーの魅力を活かすために長年追及し続けてきた
独自の製作手法によって、SWLのレザーアイテムはつくられています。

独自の製作手法
長年の使用に耐える強靭さを持ち、長く使いたくなる手触りがあり、
経年変化も魅力的な革、Sベンズレザー。
この革を形にするために選んだのは、強靭な糸シニューを使った[手縫い]仕立て。
革に一つずつ縫い穴を開け、糸を通していく[手縫い]は、
ミシン縫いとは比較にならないほどの時間と労力を要しますが、
それでも[手縫い]を貫いてきたのには、3つの理由があります
■ 丈夫さ
シニューは動物の腱(sinew)を化学繊維で再現したもので、手縫いでしか縫うことのできない糸です。
とにかく強靭で、タフなレザーアイテムをつくるのに最も適しています。
■ 雰囲気
シニューの縫い目には独特の存在感があり、プリミティブでワイルドな雰囲気が、
レザーアイテムに力強い印象を与えてくれます。
■ 縫い直しができる
長年の使用で金具類が破損した場合でも、糸をほどいて金具を交換し、
再び縫合して使い続けることができます。
天然皮革というものは、表情に個体差があります。
それを活かすために、Sベンズレザーはヌメ革(着色してない状態)で仕入れ、
クラフトマン自らの手で染め上げます。
独自の手法で革の表情を活かすように染め、革の質感を殺さないコーティング仕上げを施すことで、
Sベンズレザーならではの豊かな風合いが生まれます。

重厚感ある真鍮無垢バックル
真鍮無垢のバックルは、メッキがかけられていないので剥がれて劣化することがなく、
素材そのものの風合いと経年変化を楽しんでいただけます。

バックルは手縫いで縫い付けているため、長年の使用に耐える丈夫さがあり、
たとえ糸がほつれたとしても、縫い直して使い続けることができます。
