CARDCASE /名刺入れ




ビジネスシーンの頼もしい相棒
この名刺入れは、
✔︎ 自分の名刺の取り出しと、いただいた名刺の仮置きが、どちらもスムーズにできること
✔︎ たっぷりの収納量を確保しながら、収納量が少ない時には厚みがおさまり嵩張らないこと
✔︎ シンプルで飽きのこないデザインでありながら、一目で印象に残るような存在感があること
を大事に設計しました。
ポイントは、メインポケットに設けた「伸縮する構造のマチ」。
マチが開いてポケットが広がるので、名刺の取り出しがスムーズです。

収納空間も広く、30枚ほどの名刺がすっぽりと収納できます。

そして、収納量が少ない時にはマチが閉じて、写真右のようにペタッと馴染んでくれます。

※ Sベンズレザーはとてもコシの強い革なので、写真左のように使い始めはフタが少し開いていますが、
使うほどにとフタは閉じ、フォルム全体が使い方に馴染むように変化していきます。
サブポケットには、いただいた名刺をスムーズに仮置でき、
自分の名刺と混ざることなく、名刺整理もスムーズです。


■SIZE
約 11.5cm × 7.5cm
全てを活かし合うように
素材・製法・デザイン(使い勝手)、3つの要素が関連し合ってものづくりが成り立っています。
それぞれの特性や魅力を活かし合うように、3つの要素に向き合い、一つ一つを徹底追求してきました。
どれかが欠けては成り立たない、全てにSWLのこだわりが詰まっています。

クラフトマン田島隆治が惚れ込んだ革
名刺入れに使用しているのは、兵庫県・昭南皮革工業所 が手がける[Sベンズレザー]。
北米産の最高品質の原皮のみを使用し、ピットなめしという方法でつくる最高級牛革です。
ピットなめしとは、植物から抽出したタンニン剤を入れたピット槽に、皮を漬け込んでなめす方法で、
濃度の薄い槽から高い槽へと2ヶ月以上かけてじっくりとなめします。
大変な時間と手間がかかり、高価な革になるため、数少ない製法となってしまいましたが、
他の製法では生み出すことができない[丈夫でコシの強い革]をつくることができます。
さらにピットなめしの後、秘伝の手法でオイルをたっぷりと含ませることで生まれる[モッチリ感]は、
Sベンズレザーならではの魅力です。
強靭さとしなやかさを兼ね備え、使い込むことで味わい深い表情をみせてくれるこの革は、
田島隆治が、革でものづくりを始めようと最初に訪れた革問屋で出会い、惚れ込み、
それ以来十数年ずっと使い続けている革です。
この革の魅力を活かすことが、SWLのものづくりの根幹にあります。

革の個性を活かす[手染め]
Sベンズレザーの、魅力ある[表情]と[質感]を活かしながら、
他にない独自の雰囲気を持つレザーアイテムを生み出すために、
クラフトマン田島隆治が、長年追求し続けてきたのが[手染め]です。
Sベンズレザーはヌメ革(着色してない状態)で仕入れ、
クラフトマン自らの手で、豊かな色合いに染め上げます。
独自の手法で革の表情を活かすように染め、革の質感を殺さないコーティング仕上げを施すことで、
Sベンズレザーならではの豊かな風合いが生まれます。

革の丈夫さを活かす[手縫い]
Sベンズレザーは、長年の使用に耐える[丈夫さ]を持ち、経年変化も魅力的だからこそ、
長く愛用していただけるように、強靭な糸シニュー を使った[手縫い]で仕立てています。
革に一つずつ縫い穴を開け、糸を通していく[手縫い]は、
ミシン縫いとは比較にならないほどの時間と労力を要しますが、
それでも[手縫い]を貫いてきたのには、3つの理由があります
■ 丈夫さ
SWLでは[シニュー]という手縫いでしか縫うことのできない糸を使っています。
シニューは、動物の腱(sinew)を化学繊維で再現したもので、とにかく強靭で、
長く使えるタフなレザーアイテムをつくるのに適しています。
■ 見た目の雰囲気
シニューの縫い目には独特の存在感があり、プリミティブでワイルドな雰囲気が、
作品に無骨で力強い印象を与えてくれます。
■ 縫い直しができる
手縫いは縫い直しができるので、例えば金具類などの消耗品が長年の使用で壊れた場合も、
糸をほどいて金具を交換し、再び縫合することで、また使い続けることができます。
生き物からいただいた素材である革を使い捨てにしたくないという想いから、
何があっても自分たちの手で修理できるつくりにこだわっています。

SILVER OBJECT
シルバーオブジェ(銀造形)

レザーを大地にみたてた時、
そこに太古からあったような、はたまた未来からきたような、
普遍的な力強さと美をもつ造形物を建てたいと思った。
それをシルバーで表現するべく、シルバーを溶かして塊をつくり、
その塊を削りながら、ひたすら手で形を探った。
削りだした造形物をレザーに置いて大地をイメージすると、
さらに相応しい形が見えてくる。
そしてまたシルバーを溶かし、その塊を削る。
これらを繰り返し、シルバーの塊から創造した造形物、
シルバーオブジェ。

CARDCASE lineup
[在庫あり]:3営業日以内に発送します
[受注生産]:受注後に製作します
カスタム
シルバーオブジェ無しをご希望の場合は、[受注生産]にて製作いたします。
オーダーフォームからご依頼ください。
[受注生産](予定納期:2023年9月中旬)
名刺入れ/black/シルバーオブジェ無し:¥ 19,800

[受注生産](予定納期:2023年9月中旬)
名刺入れ/brown/シルバーオブジェ無し:¥ 23,100
