こんばんは。
SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。
昨日は経営者としてご活躍のO様が、仕事道具としてお使いくださっているペンケースをご紹介しました。
先日O様がご来店くださった時に、約7年ほどご愛用くださってるキーケースも見せていただきました。
何年かに一度再会させていただいているんですが、凄まじい育ちっぷりで、見せていただく度に衝撃を受ける姿なんです。
こちらがO様が長年ご愛用のキーケースです。
6連のキーホルダー金具がついているパーツの裏に、大量のカードが収納されています。
2〜3枚カードを入れる事は想定していますが、これは想定外の枚数!
でもその枚数に、ちゃんと革が対応して今や馴染んでいるんですよね。
革の対応能力の高さに驚きます。
こんなにパンパンに膨らんで、、まるで革の箱のようです。
まさに唯一無二の姿に育ったこのキーケースを見せていただく度に、嬉しさと驚きを感じています。
O様はすごくこのキーケースを気に入ってくださっていて、
「これだけはいつでも必ず持ってる。まさに相棒だね!
使い勝手最高!」
と言ってくださいます。
嬉しいですね!
全くメンテナンスをしていないというO様ですが、革や縫い糸のシニューには使い込んだ味わいが感じられ、本当に逞しさを感じる風合いに育っています。
このキーケースは、O様の生活には無くてはならない相棒です。
不思議なもので、このキーケースは「俺はO様の相棒なんだぜ!」と言い出しそうな、頼り甲斐があって、誇らしげな顔をしてるんですよね。
使う人とどのように時間を重ねてきたかがちゃんと刻まれる、革って面白いなぁと改めて思わされました。
使い手の個性と使った時間が刻まれるレザーアイテム、長く使う人だけが味わえる “どんな風に育つか ” という愉しみがあります。
この先もO様と過ごしたキーケースが、またどんな顔に育っていくかが楽しみです。
O様、ありがとうございました。
使い始める前の姿なので、O様のものとはだいぶ違いますが、キーケースの詳細や製作実例については、こちらのページをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。