美しさと力強さの共存

こんばんは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。

今朝は雪が舞い、今日は一日とても寒い京都でした。

皆さんも暖かくしてお過ごしくださいね。

今日のブログは、昨年の夏、東京からご来店くださったO様にオーダーいただいた、ロングウォレットをご紹介します。

夏に店頭でご依頼いただいてから、メールで打ち合わせを重ねて、製作を始めたのは冬でした。

それくらいO様のこだわりの詰まった一品となったロングウォレットがこちらです。

フタを設けた深めのウォレットで、本体には唐草カービングをシンメトリーに彫らせていただきました。

この唐草カービングの図案について、何度も打ち合わせを重ねた、SWLの想いもO様の想いも詰まったデザインです。

それをクラフトマンが精魂込めて革に打ち込んだ、力強い唐草模様。

その製作過程については明日のブログで紹介します。

染色は、 SWL独自の手染めで染め上げた[Solitude Brown]です。

フタの部分や、カービングの凹凸周りが、なんとも言えない味わい深い雰囲気に仕上がっています。

フタの形状は、O様のリクエストで先の尖ったものに。

フタを開けたところにネーム彫りを。

内部のつくりは、中央に小銭入れ、両サイドに札や領収証を入れるポケット、側面にカードポケットを設けています。

O様のスマホも収納できるサイズになっています。

ちょっとしたハンドバッグほどの存在感。

だからこそバッグみたいに手に下げれるつくりにしたい、というご要望で、、

背面にシルバー925製の、SWLオリジナル・ドロップハンドルをセットし、そこに着脱可能な持ち手もつくらせていただきました。

ちょうど手首にかけてちょうどいい長さになっています。

受け取ってくださったO様、さっそく使ってくださっている写真が届きました。

「さっそく昨晩、軽いパーティーに持って行きました。

少し大きめなのでバックも兼ねられて狙い通りでした。」

素敵です!

こんな風に持っていただけてこちらも狙い通りです。

可愛くなりすぎない男前感と女性らしさの双方を意識されたオーダーだったので、美しさと力強さが共存していて、O様に相応しいロングウォレットになりましたね。

O様、ありがとうございました。

明日はこのウォレットの製作風景をお届けします。

このタイプのロングウォレットは定番化していませんので、価格等はこちらからお問い合わせください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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