Sベンズレザーができるまで part3

こんばんは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)クラフトマンの田島隆治です。
です。

昨日に引き続き、、

「昭南皮革工業所」で「Sベンズレザーができるまで」の続きをお届けします。

読者の皆さんに、興味を持っていただきやすいよう、
これを知ったら面白いだろうなと思うポイントだけをお伝えしてきましたが、

最後に、このように革を吊るして乾燥させます。

夏と冬の気温の違いや乾燥時間の違いでも、微妙に異なる革になるので、
ここでもタンナーさんの長年の経験や、細やかな気遣いが必要不可欠です。

ちなみに牛が生きている時、夏は毛穴が広がり、冬は毛穴が小さくなります。
つまりどの時期に屠殺するかで、革の表面の状態が結構変わるんです。

昭南皮革さんでは、9月〜11月に屠殺された、つまり一番良い状態の北米産の原皮のみを
仕入れ、大きな冷蔵庫のようなところで徹底した温度管理のもと保管されてます。

今回ブログで紹介できたのはほんの一部ですが、常にクオリティの高いSベンズレザーを
提供していただいてる裏側には、昭南皮革さんの長年の経験と素晴らしい技術と設備、
そして本当に強いこだわりがあるんですよね。

最後に、

私がこの昭南皮革さんのタンナー見学で一番感じたことをお伝えしたいと思います。

それは、革をつくるということに対する深い愛と、男のロマン。

だから私自身、まだまだ未熟なところはあると思いますが、
愛を持ってこの革を形にしたいと思いました。

いつか私がこの世からいなくなっても、私の作品はこの世に残り、
誰かの人生を豊かにし続けることを夢見て。

なめしに2ヶ月以上、原皮から出荷するまで4ヶ月という長い時間をかけてつくられる、
Sベンズレザー。

SWLでは、ほぼ全てのアイテムをSベンズレザーを使って製作しています。

命をいただいた尊い素材だからこそ、
そしてこれだけ手間と愛情をかけてつくられた革だからこそ、

その魅力を存分に活かした物をつくりたい、
使うほどに増す味わいを愉しみながら、長く愛用してほしい、
そういった想いで、革に尊敬と愛情を持ちながらものづくりに取り組んでいます。

手間と愛情をかけてつくられた革を皆さんにも見ていただきたくて、
店頭に、Sベンズレザーを展示しています。

ぜひ見て、触って、何か感じていただければ嬉しいです。

5回にわたってお届けしてきた「Sベンズレザーの話」も今日で終わりです。

明日はいよいよ、新作8点を発表します!

楽しみにしていてください。

今回の5話のブログは、こちらのページにまとめました。

>> SWLが惚れた革[Sベンズレザー]

第1回「お肉の話」
第2回「タンニンなめしの話」
第3回「Sベンズレザーができるまで part1」
第4回「Sベンズレザーができるまで part2」
第5回「Sベンズレザーができるまで part3」

最後までお読みいただき、ありがとうございました。






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