愛せる仕事道具 刺繍職人篇

こんばんは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)店長の田島いづみです。

5月にSWLの店頭で、ヴィンテージミシンによる刺繍実演イベント「刺繍ライブ」を行ってくれた、友人・群馬の刺繍職人 HANDLER Inc. こと中島雄一 氏。

以前のブログでも紹介しましたが、今年の春頃、中島氏が刺繍仕事に使う様々なハサミの刃先をカバーするための、こちらの「シザーケース」をフルオーダでつくらせていただきました。

それに続いて、針や文房具や小さいハサミなど、細々とした刺繍仕事の道具を入れるためのケースとして、定番ペンケースをご注文いただいて、手染めブラックでつくらせていただきました。

5月の刺繍ライブの時には、中島氏の相棒であるヴィンテージミシンの傍に、このつくらせていただいたシザーケースと小物入れ(ペンケース)がおりました。

実際に仕事で使ってもらっている姿を見せてもらうと、不思議なもので、完成したての姿とはまた一味違う、ちゃんと仕事してる逞しさみたいなものが見た目に感じられました。

この時の相棒ミシンは、100年前のドイツ製のハンドルミシン。

シザーケースとペンケースは、100年働いてきた風格あるミシンにも、相応しいような堂々とした存在感を放っていて、我が子が働く姿が誇らしいような嬉しい気持ちになりました。

ヴィンテージミシンの雰囲気に相応しい仕事道具をこだわって選んでいる中島氏。↑この照明器具もヴィンテージの逸品だそう。

シザーケースとペンケースは使い始められたばかりの新人なのに、それらにもしっくりと馴染んでいて、、、

厳選した天然皮革ならではの上質さと力強さを活かした手仕事だからこそ、使い始めから雰囲気のあるレザーアイテムになるんだと、改めて実感できた景色でした。

この5月の刺繍ライブでは、中島氏の素晴らしい刺繍仕事を見せてもらいながら、いい職人のいい仕事のために働く仕事道具をつくらせてもらえて、光栄なことだったなと改めて思いました。

シザーケースとペンケースには、これからも中島氏の良い仕事を支える者達として、活躍し続けてほしいですね。

そして、ここからどんな風に育っていくのか、また再会できる日が楽しみです。

中島氏にお使いいただいているペンケース。

手染めブラックはただいま在庫が1点ございます。オンラインストアでご購入いただけ、3日以内に発送するので、すぐに使い始めてもらえます。

☛ 手染めブラックペンケース

こちらは受注生産でおつくりします。☛ 手染めブラウンペンケース

誇りを持って仕事をしている方なら誰しも、仕事道具にこだわりたいもの。

明日もそんなお客様の声をご紹介します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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