人間の手でつくるからこそ宿るものを感じてほしいから

こんばんは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)クラフトマンの田島隆治(りゅうじ)です。

水曜日のブログでお伝えしたように、この7月は新しいアイテムや作品をどんどん打ち出していきたいと、ただいま張り切って製作を進めています。

今日は、レザーアイテムの装飾や留め具として、新たに取り入れることになった

シルバーコンチョ

をご紹介したいと思います。

これまでもSWLオリジナルデザインのシルバーコンチョをレザーと組み合わせてきましたが、そこに新しいコンチョを加えることを決めました。

それは、あるシルバーコンチョとの出会いがあったからです。

愛知県に工房を構えるLENNY S&L さんが製作するシルバーコンチョ、それをレザーに合わせてみたいと惚れ込み、私の要望に細部まで応えていただきながら、SWLのアイテム用にコンチョを製作してもらいました。

今までのSWLのシルバーコンチョは、私がデザインしたものをワックス(蝋)で形にして、そこからゴム型を取り、それにシルバーを流し込んで複製するという、『ロストワックス法』という製法でつくられていました。

今回取り入れることになった LENNY S&L さんのシルバーコンチョは、『ロストワックス法』とは異なる『鍛造法』という製法でつくられています。

『鍛造法』とは、貴金属の地金を、延ばしたり、打ち出したり、刻印を打刻したり、糸ノコで切り出したりして、地金から一つ一つ形にしていく製法です。

今回SWLが製作していただいた、美しい造形、繊細な模様が魅力的なLENNY S&L さんのシルバーコンチョがこちらです。

LENNY S&L さんの写真をお借りして、コンチョの製作過程の一部をご覧いただきたいと思います。

美しい造形は、凹型と凸型の金型でシルバーの板を挟み、ハンマーで叩くことで形成されます。

繊細な模様は、様々な刻印を一つずつ叩き込むことでシルバーに刻まれます。

このシルバーに打刻する刻印も、金型も、作家さん自身が製作したものです。

これらの刻印や金型を使った手作業で、シルバーの塊が美しい造形物に変化していきます。

最終的に糸ノコで切り出し、磨いて、シルバーコンチョが完成します。

大変な時間と労力を必要とする手仕事です。

金型や刻印などをつくる技術や、金型を使ってシルバーを形成したり、刻印を正確に打ち込んだりする技術を習得するまでには、途方もない時間と労力、そして情熱を注ぎ込まなければなりません。

そこまでやり込まないとつくれないようなシルバーコンチョを、SWLのレザーアイテムに合わせたかったのには理由があります。

SWLでは、たとえ非効率であろうとも、手間と時間を惜しまず、とことん手仕事にこだわり、レザーアイテムを生み出しています。

それは、人間の手でしか生み出せない、力強さ、美しさを感じてほしいから。

人間の手でつくるからこそ宿るものを感じてほしいから。

そして今回LENNY S&L さんにつくっていただいたシルバーコンチョは、まさに

人間の手でしか生み出せない、力強さ、美しさがあります。

作品から、作り手の生き様のようなものを感じることができます。

製作していただいたシルバーコンチョを、初めてSWLのレザーアイテムに合わせてみた時、

「こんなコンチョを合わせてみたいと、ずっと思っていた」と、

鳥肌が立ちました。

今後この新しいシルバーコンチョを使って、お好みに応じてカスタムを楽しんでいただいたり、これらのシルバーコンチョに合わせた新作を、どんどんつくっていきたいと思っています。

新しいシルバーコンチョのカスタムについての詳細は、7月4週目に発表予定です。

来週からリリースしていく、バッグやウォレットにも、さっそく新しいコンチョを合わせたものがお目見えしますので、楽しみにしていください。

これまでの私がデザインしたSWLオリジナルシルバーコンチョにも愛着があり、私自身とても気に入ってますので、引き続きセレクトしていただけます。(これまでと生産体制が変わりますので、詳しくはお問い合わせください)

来週は、新作バッグを3タイプリリース予定です。

このブログで最初に発表しますので、ぜひチェックしてください。

リリースの続くSWLの7月、楽しんでいただけたら嬉しいです。

SWLのレザーアイテムを手にした人に、レザーを相棒にする醍醐味を味わっていただけるよう、 そしてその人の人生がより豊かになるよう想いを込めて、夫婦二人で手仕事にこだわり、日々製作に取り組んでいます。

こちらも読んでいただけたら嬉しいです。

☛  SWLの想い

☛  SWLの二人

最後までお読みいただき、ありがとうございました。