SWL leather works[エスダブルエル レザーワークス]のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

SWLのクラフトマン、田島隆治(たしまりゅうじ)と申します。

様々な芸術を敬愛してきた私は、自分の人生で出会った、唯一無二かつ、いつまでも色褪せない魅力を持つ芸術作品に心惹かれ、時には心を震わされ、力をもらってきました。

幼い頃からものづくりが好きだった私は、いつしか、自分でもそういった作品をつくれるようになりたいと思うようになりました。

与えられる側から、与える側になりたい、自分が生み出す作品で、人に何かを与えたいと。

そして29才で脱サラし、30代、40代、そういった作品を生み出すために心血を注ぎ続け、現在に至ります。

SWLとは「Solitude Without Loneliness=寂しさのない孤独」という言葉の頭文字を取ったものです。

ほんとうの孤独とは、すべてに妥協しないで自分をつらぬくこと。孤独はただの寂しさじゃない。孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ。

これは私が敬愛する岡本太郎の言葉です。

「まだ誰もつくったことのない、いつまでも色褪せない魅力を持つものをつくりたい」という想いを胸に、

己をつらぬき、生み出し続ける、革の作品群。

それがSWL leather worksです。

ALL BY HAND WITH PRIDE

SWLでは、上質な革のみを厳選し、[手染め]で着色し、ミシンを一切使わず全て[手縫い]で仕立て、[手彫り]で彫刻を施すという、

長年追求してきた独自の手法による【手仕事】にこだわって、レザーアイテムを製作しています。

また自ら設けた品質基準を保つため、夫婦二人のみで製作に取り組んでいます。

大量生産はできないため、作品数は常に限られますが、アトリエに併設したショップとオンラインストアのみで、販売・受注を行なっています。

「手仕事でしか宿せないものがある」

私が心惹かれる芸術作品の中でも、特に感銘を受けたものには、ある共通点があります。

それは、「作り手の生き様や気迫、強い想い」が作品から滲み出ているということ。

そういった作品は、全て手仕事で生み出されたものでした。

手を通して、作り手の生き様や気迫、強い想いが作品に宿ったのだと感じています。

3Dプリンターで何でもつくれる時代になったといっても、そういったものまでは宿せない。

だから私は思うのです。

効率を重んじる時代の流れに逆行してでも、とにかく手仕事にこだわりたいと。

「先人の手仕事から学んだこと」

私が普段愛用している実用的なものにも、手仕事で生み出された芸術作品があります。

例えば、生活に欠かせないテーブルやチェア、食卓を彩る器、毎日履いているワークブーツや、身につけているインディアンジュエリーなど、、

それらには、量産品にはない温かみや味わい、力強さがあり、日々の暮らしに楽しさをもたらしてくれるだけでなく、時には勇気や力をくれることもあり、私にとってただの物以上の存在だと感じています。

またそのように感じるからこそ、手入れ・手直しをしながら、ものを大切に長く使うという尊さを学ぶことができました。

そういった経験は人を成長させ、精神的にも豊かにしてくれると思っています。

私は革という素材を使って、バッグやウォレットなどの、実用的なものをつくっています。

革は食肉の副産物としてつくられる素材。いただいた命は少しも無駄にせず、全て大切に使い切るという先人の知恵や想いが詰まった素材です。

そして動物の命をいただいた素材だからこそ、他の素材にはない、生命の力強さや温かみがあります。

使い込むことで表情が変化し、使い手に合わせて形が馴染み、付いた傷やシワも「良い味」になるという、とても魅力的な素材です。

そんな素材を使って、実用的なものをつくるからには、

「ものを大切に長く使うという尊さ」

を味わってもらえるものをつくらなければならないと思っています。

そのためには、長く使いたいと思える魅力があり、実際に長く使える丈夫さが必要だと考えています。


「長く使いたいと思える魅力があり、長く使える丈夫さがある

そんなレザーアイテムを生み出すための、SWLのこだわりや想いを3章に分けて書いています。

興味を持っていただいた方は、ぜひご覧いただければと思います。

☛  第1章「厳選した天然皮革」

☛  第2章「革の魅力を活かす」

☛  第3章「生命の神秘を刻む」

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