自然や芸術との時間

こんにちは。

SWL leather works(エスダブルエル レザーワークス)
店長の田島いづみです。

私たちが仕事と同じくらいに大切にしているのが、

「休日をどう過ごすか」

よい仕事をするためには、体と心が健康であることが大事だし、
創作のためには、刺激や学びや感動をインプットすることが必要です。

今日のブログは、8月の休日について書いてみようと思います。

この夏はお天気に恵まれず、キャンプに行きたくても行けずウズウズしていた私たち。
木曜から金曜にかけて晴れるということで、金曜の開店までに帰ってくる弾丸予定で、
今月はついにキャンプに行けました。

場所は、琵琶湖畔にあるお気に入りの「六ツ矢崎浜キャンプ場」。

昼に着いて、テント地を慎重に選び、昼食、昼寝、散歩とのんびり過ごし、
夕方にはテントを立てて、火をおこし、料理をしたりお酒を飲んだりしながら、
空や湖面、波と焚き火の音、虫の声を楽しみまながら日が暮れていきました。

食事が終わったら、焚き火とその背景の湖と空をずっと眺めてました。
眺めていると22時すぎくらいに真正面の山から、大きな月が急に出てきてびっくり。
まっすぐと私たちの元へ、湖面に光の道ができました。

湖に向かって開いたテントの中で眠りにつき、
山の端に色が現れ始めた、夜明け前に目を覚ましました。
いつもは朝が遅い私たちですが、キャンプの時だけ早起きです。

空と湖面は、色や表情を変えながら徐々に明るさを増し、
ついには向かいの山から、まっさらな太陽が力強く顔を出します。
夜明け前から夜明けまでのこの時間が、私的キャンプ最大の醍醐味です。

自然のゆったりと大らかに変化する姿に身を委ねる時間を過ごすことが、
私は一番、心身が健やかになっていく感じがします。
だからキャンプが好きなんですね。

うって変わって、次のお休みは街へ。
大阪中之島美術館で開催中の「展覧会 岡本太郎」を見に出かけました。

人として芸術家として、私たちが敬愛し影響を受けてきた岡本太郎。

今回の展覧会では、油彩画が数多く展示され見たことのない作品も多くあり、
それらからは、太郎のひたむきさや真面目さが伝わってきました。
それは太陽の塔などのパブリックアートとは違ったパーソナルな一面で、
人間・岡本太郎の魅力の幅がまたグッと広がった展覧会でした。

芸術からは力をもらえます。
またそれを実感した素晴らしい時間でした。

クラフトマンも大いに刺激を受けたらしく、
仕事から帰宅すると絵筆をとって無目的創作にいそしんでいます。

自然や芸術とじっくりと向き合い、その力や美を享受することは、
より人生や仕事を豊かにする大切な時間だと思っているので、
そんな風に休日を過ごしたいと常々思っています。

次の休みは何をしようか、今日も工房で家でそんな話に花が咲きます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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about SWL’s CRAFTSMANSHIP

「まだ誰もつくったことのない、いつまでも色褪せない魅力を持つものをつくりたい」 29才で脱サラし、30代、40代、そんな想いを胸に、ものづくりに心血を注ぎ続けてきたクラフトマン田島隆治が生み出す、SWL leather worksについて▼

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